アスペルガー症候群 疑い 特徴 症状

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アスペルガー症候群である可能性は?

 

・友達の輪に入らず一人で遊ぶ
・思ったことや感じたことをストレートに表現する
・運動能力が低い
・ダラダラと歩く
・歩くときの手の振り方が不自然

アスペルガー症候群である可能性は?

・多動の傾向がある
・集中力がない
・言葉に隠れた意味が読み取れない
・難しい言い回しなど大人びた話し方をする
・人の話を聞かない
・とつぜん怒り出すことがある
・その場にふさぎ込むことがある
・空気が読めない
・記号や数字や漢字などの暗記で驚異的な能力を見せる

 

上記の全てに当てはまる訳ではなくとも、上記のいくつかに思い当たるモノがあり、何となく小さなときから「スグにかんしゃくを起こす」「夜泣きが続く」「昼夜逆転」「激しい偏食」など"育てにくさ"を感じていたということであれば、アスペルガー症候群を疑っても良いかと思われます。ただ、素人判断で断定はしないで下さい。

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育てにくさを感じたとき…

 

育てにくさを感じた

育てにくさを感じる子供がいる一方で、「一人遊びを好む」「泣かない」「手がかからない」という場合もあります。このような子供の場合、親は"手の掛からない子供"という印象を持つことになりますが、幼稚園や小学校に入り集団生活をするようになってから、様々なトラブルなどで戸惑うことが多くなります。

 

「育てやすい子供」「育てにくい子供」いずれの場合も、何となく気になるようであれば、専門医に相談して下さい。風邪などと違い、そのようなことで病院に行くのは気が引けるかも知れません。しかし、一番"生きづらさ"を感じているのは子供です。そこのところを理解してあげて下さい。

 

ただ、専門医に診てもらったからといって、アスペルガー症候群の特性が無くなる訳ではありません。しかし、子供が思い通りにしてくれないことの理由を分かっていれば、親もイライラせずに対処することが出来ます。そういったことだけでも、毎日の生活はかなり変わります。従いまして、何か気になることがあれば、できるだけ早く専門医に相談するようにして下さい。

 

アスペルガー症候群だと早く知るメリット

 

何となく気になる…ということで、次の健診のときに相談しようと思うこともあるかと思われます。しかし、健診を待たずに、早めに地域の保健センターや児童相談所に相談して下さい。

 

早めに行動するメリットは、訳が分からないまま「育て方」などを悩まずに済むということです。自分たちだけで悩んでいても、その原因が確定できないままでは悩み続けることになり、育児疲れが溜まる一方です。アスペルガー症候群だと認識できない状態では、家族の理解が得られなかったり近所の目も気になるばかりです。

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診てもらう専門医

 

診てもらう専門医

アスペルガー症候群の疑いを持ったときに相談する専門医は、小児精神科・神経科・児童精神科になります。大学病院などでは「発達外来」が設置されているところもあります。個人では「発達クリニック」として開業しているところも増えてきています。これらの分野がない病院もあるため、もし近くで見つけられない場合は、掛かり付けの病院で相談すれば紹介してもらえる場合もあります。あと、保健センター・児童相談所・発達障害支援センターなどでも相談に応じてもらえます。なお、一般の小児科では、アスペルガー症候群などの発達障害は診られません。

 

専門医に相談するメリット

 

本人や親がアスペルガー症候群の特性を認識しないまま大人になると、子供は社会生活全般において「生きづらさ」を感じたまま生きていくことになります。そのため、子供の「生きづらさ」を少しでも低減させてあげる必要があります。出来るだけ早く専門医に相談し、アスペルガー症候群の特性にあった療育(治療教育)を受ければ、不自由なく社会生活を送れるようにすることが可能です。しかし、「もう少し様子を見てみよう」「うちの子供に限って…」などと考えてしまい先送りにしてしまうと、結果的に療育が遅れることになります。場合によっては、先送りにすることによって、二次障害へとつながる可能性もあります。従いまして、子供のためにも、親のためにも早めに専門医へ相談するようにして下さい。

 

発達障害者支援センターとは

 

発達障害者支援センターとは、全国に設けられた発達障害者専門の公的な施設のことです。その施設では、アスペルガー症候群など発達障害の早期発見および早期支援を目的としています。発達障害者支援センターでは、教育支援・就労支援などに関する相談に乗ってもらえるため、遠慮せず相談へ行くようにして下さい。なお、発達障害者支援センターでは普及啓発なども行われています。

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アスペルガー症候群の対応方法

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群は、一朝一夕で簡単に改善できるモノではありませんが、まわりの人達の支援によって良い方向へ導くことができます。根気も忍耐も必要にはなりますが、ゆっくりで構わないので一歩ずつ一緒に歩んであげて下さい。

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